作品探索

こんにちは、日向です!
先日、東京現代美術館に行ってきました。
この日は、お目当てのものがあったのですが、それとは別の展示で面白いものがあったので紹介します。

 

展示名「豊嶋康子 発生法−天地左右の裏表」
中に入ると、展示室全体に木の香りがして、可愛らしい配色のものや複雑に組まれたものなどが並び、木を使った作品を作る方なのかなというのが第一印象でした。
そこで、ふと目線を上にあげると、何かが壁を這っていて、よく見てみると、すごく小さなジグソーパズル。
展示室全体を使ったこの作品を見た時点で、この人ちょっと面白そう!というワクワクが生まれました。

 

さらに奥に進んでいくと、延々と続くそろばん。

 

見慣れない形をした文房具達。

 

どの作品も、説明がなくてもいろいろな想像を膨らませられる楽しい作品でした。

 

その中で一番印象に残ったのは、作品の展示の仕方です。
作品が飾られている壁の裏側、壁の端、天井際にまで作品があり、どこにどんな作品があるのかを探す楽しさもありました。

 

 

ちなみに、お目当てのもは、「MOTマニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」にある作品で、
光、もしくはオブジェが動くことにより、人が歩いているように見えたり、数字が動いて見えたりするものです。
元々SNSでこの作品の動画を見たのがきっかけで、この展示を見にきたのですが、実際に暗闇の中で動く光を見ると、余分な光が無く、より不思議な体験ができました。

2024-02-28 00:37:44